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納税通信3853号 vol.2
【キャッシュフロー計算書 減価償却費を足す意味とは】

December 22, 2024

その他

Q2 キャッシュフロー計算書 減価償却費を足す意味とは

 

 コロナ融資の措置期間の終了以降に返済を開始した中で、これまで以上に資金繰りを理解しておきたいと考えるようになったのですが、キャッシュフロー計算書に減価償却費をプラスするという理屈が分かりません。

 

A2 減価償却費は、現実には支出していない費用です。そのため損益計算書をもとに作成されるキャッシュフロー計算書では、その費用をプラスすることで、実際の現金収支との整合性を図っています。

 

 キャッシュフロー計算書とは、一定期間にどれくらいのお金が流入して、どれくらいのお金が流出したのかを把握し、その差をキャッシュフローとして表示した書類です。

 作成方法には直接法と間接法の2つの方法があり、多く使われているのは損益計算書と貸借対照表の数値を組み換えで作成できる間接法です。間接法では、損益計算書の利益を出発点として作成するため、現実には支出していない減価償却費のような不整合となる事項をプラスまたはマイナスして作成します。

 減価償却費の他に調整する必要があるのは、借入金や売掛金・買掛金の支払いサイトから生じるキャッシュフローの増減などです。

 

 

 キャッシュフローを把握していないと、損益計算書上は利益が出ているのに運転資金が不足してしまい、いわゆる「黒字倒産」という事態になりかねません。

 

 

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