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納税通信3934号 vol.2
【2年分の前受家賃を一括計上 費用もまとめて必要経費?】

September 08, 2026

その他

Q 2年分の前受家賃を一括計上 費用もまとめて必要経費?

 

 アパート賃貸の契約上、2年分の家賃を前払いで受け取ったので、今年の収入として申告する予定です。来年以降の貸付期間に対応する固定資産税や管理費も今年の必要経費に計上できますか。

 

A 複数年分の前受家賃を今年の収入にする場合には、その収入に対応する翌年以降に通常発生すると見込まれる費用も、見積額を含めて今年の必要経費に計上できます。

 

 不動産所得の収入金額の収入すべき時期は、原則として契約または慣習で支払日が定められているならその支払日、支払日が定められていないなら支払いを受けた日(請求時に支払うべきとされているものについては請求日)とされています。そのため、数年分の家賃を前払いで受け取ったなら、その年に実際に発生した費用に加え、前受家賃の対象期間が終了するまでの間に通常発生すると見込まれる貸付業務の費用についても、見積額として当年分の必要経費に算入することができます。
 翌年以降に実際に支払った費用が当初の見積額と異なったときには、その差額を実際に判明した年分の必要経費または総収入金額に反映させて調整することになります。

 

 

 継続的な記帳に基づいて不動産所得を計算しているなど一定の要件を満たす場合には、その年の貸付期間に対応する賃貸料だけをその年分の総収入金額に算入する方法も認められています。事前に要件を確認して、継続して適用することが大切です。

 


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