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税務情報
納税通信3871号 vol.2
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その他 |
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Q2 細かい原価管理が難しい小売業 棚卸資産の簡単な評価法教えて
小売業を営んでいます。在庫の種類が多く、細かい原価管理が難しい状況なので、簡単に棚卸資産の評価をできる方法を知りたいです。
A2 法人税法で認められている簡単な評価方法には「最終仕入原価法」と「売価還元法」があります。小売業なら、多品種の商品を取り扱うため、販売価格に一定の原価率を乗じて在庫の原価を求める売価還元法がおススメです。
棚卸資産の評価方法として、会社の実態に合わせて選択できるように、いくつかのやり方が用意されています。一般的に中小企業でよくとられる簡単な方法には「最終仕入原価法」と「売価還元法」があります。
最終仕入原価法は、期末棚卸資産をその種類等の異なるごとに、期末から最も近い時点の取得単価を使用して、評価する方法です。一方の売価還元法は、期末棚卸資産の通常の販売価額の総額に原価率を乗じて計算した金額を期末商品棚卸高とする方法です。
小売業では多品種の商品を取り扱うのが一般的です。そのため、個別の原価管理が非常に手間であることから、販売価格にあらかじめ設定した原価率を掛けることで棚卸資産の原価を簡単に求められる売価還元法が多く用いられています。
税務上の法定評価方法を選定しなかった場合や、選定した方法で評価しなかった場合には、最終仕入原価法で計算することとされています。
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