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税務情報
納税通信3916号 vol.1
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その他 |
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Q1 消費税の課税期間短縮制度 事務負担が増えるのに…
知人の会社が消費税の課税期間短縮制度を利用しています。事務負担が増えてでも短縮を選ぶメリットがあるということでしょうか。
A1 最大のメリットは、消費税の還付や納税を早期に確定できる点です。特に輸出企業や設備投資直後の事業者は還付を早く受け取れるため、資金繰りが改善します。
「消費税課税期間特例選択・変更届出書」を提出することで、消費税の課税期間を3カ月または1カ月ごとに区分した期間に短縮できます。それによって申告回数が増えるので、事務負担の増加というデメリットが生じます。
ただ、資金繰りの観点では大きな利点があります。例えば、輸出取引が多い事業者は売上に消費税がかからない一方、仕入には消費税が発生するので恒常的に還付が生じますが、年1回の申告では還付まで長期間資金が寝てしまいます。課税期間を短縮することで早期回収が可能となります。また、大型設備投資を行った直後も同様に多額の仕入税額控除が発生するため、早期還付の恩恵が大きくなります。それ以外の事業者でも、税額が細かく確定することで、資金管理がしやすくなるというメリットもあります。
課税期間短縮は一度選択すると原則2年間は継続適用が必要です。そのため、還付が見込まれる短期的だけで判断するのではなく、今後の売上構成や投資計画を踏まえた中期的な視点での判断が重要です。
『納税通信 』 は、オーナー社長向け財務・税務専門新聞です。
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